ページタイトル:大乗寺の桜 当サイトのシンボルマーク

画像:大乗寺の桜 名称 大乗寺の桜 (だいじょうじのさくら)
名称の典拠 「桜めぐり」マップ(PDF版)(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 不明 (低い)
目通り幹囲 3m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 福島県田村市大越町上大越(かみおおごえ)字寺前
 〃 3次メッシュコード 5640−05−40
 〃 緯度・経度 北緯37度22分28.4秒
           東経140度37分45.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2025年4月19日

注1)田村市公式ウェブサイトからダウンロード可
注2)まったくの目分量
注3)上記「桜めぐり」マップによる





 磐越東線大越(おおごえ)駅の南方約1.4km。参道を南に開いて、低い小山の稜線近くに浄土真宗本願寺派読誦山大乗寺がある。
 境内に2本のシダレザクラが立つ。
 1本は参道石段に向かって右。参道を進むとき最初に見えるのがそれ。あまり傷みもなく、伸び伸びと枝を広げている。他方とはかなり樹齢差がありそうで、全体に若々しい。幹囲は目分量でまだ3m未満。
 もう1本は向かって左。主幹が裂けているうえに上部を失い、背が低く樹冠も小さい。かなり痛々しい姿だ。しかし貫禄はこちらの方が一枚も二枚も上手。左図はそちらの写真。
 訪ねたのが土曜日で、私の他に見学者が2組あった。
 2組ともカメラを向けたのは前者の方。やはり美しい方に目を奪われるのだ。私にしても、巨木探訪を始める前なら同じだっただろう。
 美しいものは良い。それは今も同じだが、馬齢を重ねて美しさばかりが魅力的なわけではないことを知った。
 それは、内面の魅力を感ずることに少し近いのかも知れない。
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