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名称 小城公園のクスノキ (おぎこうえんのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 28m(注1)
目通り幹囲 6.8m(注1)
推定樹齢 100〜199年(注1)
所在地の地名 佐賀県小城市小城町(注2)
〃 3次メッシュコード 4930−71−45
〃 緯度・経度 北緯33度17分25.2秒
東経130度11分49.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年3月22日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2005年3月1日、小城郡内の4町が合併して小城市誕生。旧行政区は小城郡小城町
佐賀藩の支藩の一つ小城藩の領地に、鯖岡(さばおか。沙婆岡とも)と呼ばれる小さい丘があった。初代藩主鍋島元茂(なべしまもとしげ)はここに桜を植え、茶屋を設けて花見を楽しんだ。
文人として知られる2代直能(なおよし)は、その近くに陣屋を設置し、鯖岡を桜岡と改称し。さらに沢山の桜を植え、庭園を造って「自楽園」と称した。
維新後、公園に関する太政官布告により、「桜岡公園」となり、さらに昭和26年(1951)、小城町が鍋島家から公園を譲り受けた。それが現在の小城公園である。(案内板より)
小城公園は合併前の小城町中心部にあり、近くには旧町役場、JR小城駅、市民病院、小・中・高等学校等がある。(小学校のみが「桜岡」の名を受け継いでいる)
なかなかの大きさのクスノキだが、案内板にクスノキは登場しない。
桜の丘に勝手に紛れ込んだのか、それとも人為的に植えられたのか。推定樹齢が正しければ、初期の桜岡に、このクスノキは存在しなかったはずだ。
公園の東側からまっすぐ忠魂碑に至る石段の途中に立っている。 |
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