ページタイトル:旧小笠原家書院の紅彼岸 当サイトのシンボルマーク

画像:旧小笠原家書院の紅彼岸 名称 旧小笠原家書院の紅彼岸
    (きゅうおがさわらけしょいんのべにひがん)
名称の典拠 なし
樹種 エドヒガン
樹高 12m(注1)
目通り幹囲 3m(注1)
推定樹齢 300年(注1)
所在地の地名 長野県飯田市伊豆木(久留輪)
 〃 3次メッシュコード 5337−16−33
 〃 緯度・経度 北緯35度26分45.8秒
           東経137度47分41.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年4月6日

注1)「名桜・古桜・一本桜」による





 三遠南信自動車道天龍峡インターチェンジの北西約2km。久留輪(くるわ)集落の北側高台に国指定重要文化財「旧小笠原家書院」がある。
 案内板によると、伊豆木の小笠原家は松尾に居城した松尾小笠原家の末裔で、慶長5年(1600)、初代小笠原長巨(おがさわらながなお)が徳川家康より千石を賜ってこの地に館を構え、以来代々ここに居住した。
 その居館は小型の城郭のようであったが、明治初年に帰農した際に大半の建物が取り壊され、懸造りの書院のみが残された。
 この書院は昭和45年(1970)に解体修理された際、初代長巨が寛永初年(1624)頃に建立したものであることが分かった。
 と、およそこのようなことが記されていた。
 国重文の書院の横に、花色の濃いエドヒガンが立つ。
 そばに立て札があって、「紅彼岸」と書かれていたので、ここではそのように呼ばれているのだろう。それで、標記のように名付けさせてもらった。
 1本では寂しいと考えたのだろうか、「紅彼岸」に並んで数本の若い桜も立っている。
 高台に立つこともあって、集落の南に広がる耕地から、それらの桜がよく見える。
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