ページタイトル:小田のスダジイ 当サイトのシンボルマーク

画像:小田のスダジイ 名称 小田のスダジイ (おだのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 8.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 京都府宮津市小田
 〃 3次メッシュコード 5335−11−94
 〃 緯度・経度 北緯35度29分42.9秒
           東経135度10分20.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年5月16日

注1)環境省巨樹データベース(2019年調査)による。3幹の株立ち





 大江山(おおえやま)は、千丈ヶ嶽(832m)を主峰とする連山の総称で、宮津市、福知山市、与謝野町の境界を成している。
 酒呑童子伝説で知られ、千丈ヶ嶽の近くには鬼嶽稲荷神社が鎮座する。また、山頂から北東に向かって稜線を辿って行くと「鍋塚」という名の山(763m)があって、そこから谷を挟んだ北東には「鬼の岩屋」という場所がある。(鬼嶽稲荷の東方には「鬼ヶ茶屋」という場所もある)
 「鬼の岩屋」から東に延びる稜線の鞍部が普甲峠(ふこうとうげ、402m)だ。
 京都丹後鉄道が峠の東側をトンネルで抜けているが、左図のシイは、その普甲トンネル北口近く、鉄道と高速道の間。「元普甲道」が高速道を潜るトンネル(「緊急通路」の大きな表示あり)の入口から見えるのだが、そこに至るまでが分かりにくいかも知れない。(お訪ねになる場合は、上記緯度・経度情報をもとに地図で位置を確認されることをお勧めする)
 私が訪ねた時は、ちょうどシイの木の花盛り。大きな樹冠は見間違えようがない。
 根元に巣箱があって、ミツバチが盛んに出入りしていたので、近づき過ぎて刺激しないよう注意しつつ撮影。
 3幹の株立ちで、最大幹は394cm。まだ「根を接している」状態だが、さらに大きくなって幹の間隔が狭まり、合体するようなことにでもなれば、見事な姿を見せてくれることだろう。 
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