ページタイトル:大日向観音堂しだれ桜 当サイトのシンボル

画像:大日向観音堂しだれ桜

画像:大日向観音堂しだれ桜(全景)
名称 大日向観音堂しだれ桜
    (おびなたかんのんどうしだれざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 20m/20m(注2)
目通り幹囲 3.7m/3.2m(注2)
推定樹齢 いずれも250年(注2)
所在地の地名 長野県須坂市豊丘上台(大日向町)
 〃 3次メッシュコード 5438−72−66
 〃 緯度・経度 北緯36度38分12.3秒
           東経138度19分46.3秒
須坂市指定天然記念物(2007年12月6日指定)
撮影年月日 2013年4月23日

注1)2008年4月に須坂市教育委員会が設置
注2)上記案内板による。いずれも前者が向かって左の個体データ





 明覚山(982m)から南西に延びる稜線の先、山裾に石垣を組んで、小さな観音堂がある。寛永元年(1624)創建と伝える大日向観音堂だ。
 古くから近隣の信仰を集めていたらしく、堂内には文政期(1818〜30)の絵馬や、明治期(1868〜1912)の俳額のほか、須坂芸妓の名入り提灯(ちょうちん)も奉納されているとか。
 その前面、左右に一対のシダレザクラが立つ。地元では「観音堂の夫婦桜」と呼ばれているという。(以上、案内板より)
 向かって左がやや太い。「夫婦桜」だとすれば、こちらが夫か。いずれも瑞々しい樹肌を持ち、樹高もある。まだ若い夫婦だと思われる。
 山裾に沿う、どこか懐かしい感じのする細い土道は、昔からの古道(旧三原街道)だという。この先を直線でまっすぐたどると、10kmほど先はもう上州(群馬県)。
 途中の案内表示には、国定忠治も歩いたことがあると記されていた。
 
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