ページタイトル:旧・柏小学校のポプラ 当サイトのシンボルマーク

画像:旧・柏小学校のポプラ 名称 旧・柏小学校のポプラ
    (きゅう・かしわしょうがっこうのぽぷら)
名称の典拠 「十勝の名木100選」(注1)
樹種 アメリカクロポプラ(注2)
樹高 30m(注2) 今はもっと低い
目通り幹囲 4.8m(注2)
推定樹齢 100年(注3)
所在地の地名 北海道帯広市東4条南12丁目
 〃 3次メッシュコード 6443−21−97
 〃 緯度・経度 北緯42度55分07.1秒
           東経143度12分43.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年6月11日

注1)2006年3月25日に十勝毎日新聞社が刊行
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)大正10年(1921)、柏小学校の創立記念に植えたとされている





 環境省巨樹データベースにアメリカクロポプラが載っている。アメリカクロポプラとセイヨウハコヤナギとでは、どこがどう違うのだろうか。この目で確認したい気持ちもあり、探訪計画に加えることにした。
 所在地データを「十勝の名木」と照合すると、どうやら左図のポプラがそれらしい。
 アメリカクロポプラはセイヨウハコヤナギに比べると樹冠の幅が広いのでないかと予想していたのだが、ご覧の姿で、「十勝の名木」掲載の写真よりもさらに大枝が切り詰められている。これでは樹冠の様子はわからない。
 幹の下部を覆うのは蔓草などでなく、びっしり生えた小枝が葉を付けているのである。強剪定をものともせぬ再生力だ。街路樹としてはこのような性質が適しているのだろう。
 市街地の交差点に立つ巨木であるから、安全第一ということもわかるのだが、部外者ならではの放言を許していただけるならば、このような姿を見るたび、ヒトと樹木の仲がだんだん険悪になる方向に文明が向かっているような気がして悲しくなることも事実である。
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