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画像:小幡観音寺境内の大椎(幹と並ぶ)

画像:小幡観音寺境内の大椎
名称 小幡観音寺境内の大椎
    (おばたかんのんじけいだいのおおしい)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スダジイ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 6.6m(注2)
推定樹齢 伝承500年(注2)
所在地の地名 茨城県行方市小幡(注3)
 〃 3次メッシュコード 5440−03−88
 
〃 緯度・経度 北緯36度04分26秒
           東経140度29分00秒
北浦町指定天然記念物(1973年3月1日指定)(注3)
撮影年月日 2006年2月25日

注1)北浦町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版T」による
注3)2005年9月2日、行方郡内の3町が合併して行方市誕生。旧行政区は行方郡北浦町





 市立要小学校の南隣りに、天台宗如意輪山観音寺がある。
 寺伝によれば、天正19年(1591)、小幡氏滅亡後、小幡城址に三部伝道の道場が創建されたのに始まり、貞享(1684〜88)頃までには寺観が整えられたようだ。
 寺地は小幡城址と重なり、本堂が建つあたりが本丸跡である。二の丸・空堀は、要小学校の敷地となった。
 伝承樹齢が正しければ、若い頃のスダジイは本丸近くに立っていたことになる。
 今はすっかり年老いた面構えとなった。裏側には、楔形の大きな空洞が開いている。
 スダジイの下を通り、境内を抜けて要小学校と行き来できる通路がある。
 かわいいお客さんたちが、木陰に遊びに来ることもあるのだろうか。
 
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