ページタイトル:姨捨のしだれ桜 当サイトのシンボルマーク

画像:姨捨のしだれ桜   名称 姨捨のしだれ桜 (おばすてのしだれざくら)
名称の典拠 信州千曲観光局のウェブサイト「千曲市内の桜だより」
樹種 エドヒガン
樹高 不明
目通り幹囲 3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県千曲市八幡(やわた)大池(注2)
 〃 3次メッシュコード 5438−50−97
 〃 緯度・経度 北緯36度30分08.6秒
           東経138度05分41.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年4月16日

注1)まったくの目分量
注2)2003年9月1日、更埴市と近隣2町が合併して千曲市誕生。旧行政区は更埴市





 「田毎(たごと)の月」(注3)で知られる美しい棚田の西に位置するJR姨捨駅の下方に立つシダレザクラ。
 桜の近くに車を駐められそうな場所がないので、姨捨駅の北西250mほどにある無料駐車場(注4)に置かせていただいて、そこから歩いた。
 しだれ桜のそばに、旧更埴市から保存樹木指定を受けた際に設置された案内板があった。
 それには『元姨捨分教場校庭に植えられたものである』とあった。今は住宅の裏庭に立つ私有物だが、かつてはこの桜を見て育った子供たちもいたわけだ。
 桜の近くまで道があって、自由に見学させていただけるものと思われる。(マナーを守って見学しよう)

注3)田植え前の水が張られた田を、晴れた月夜に上から眺めていると、それぞれの田に一つずつ月が映って見えたということで「田毎の月」の名が付いたと思っておられる方も多いと思うが(広重にそのような情景を描いた浮世絵がある)、各水面がすべて平行面である以上、科学的に考察してそれはあり得ない。私が思うには、長い間眺めていると、月が昇るにつれ1枚また1枚と月が田を移動してゆく、あるいは、自分が歩くと月もまた次々と隣の田に移ってゆく。そのような様子を表現した言葉ではないか
注4)鉄道利用者用がメインなのだろうが、駐車場の広さや案内板の位置等から見て、空(す)いている時は観光客も利用してよさそうに思われる
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