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名称 小浜神社公園のクスノキ
(おばまじんじゃこうえんのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 6.4m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 長崎県雲仙市小浜町北本町(注2)
〃 3次メッシュコード 4930−01−66
〃 緯度・経度 北緯32度43分37.7秒
東経130度12分27.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年3月24日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2005年10月11日、南高来郡の7町が合併して雲仙市誕生。旧行政区は南高来郡小浜町
現在の小濱(小浜)神社は、国道を挟んで雲仙市役所小浜支所(旧小浜町役場)の南東、かつて劔柄神社だったところに鎮座している。しかしそれ以前、両神社の合祀が決まり、平成7年(1995)に新社殿が完成するまでは、そこから200mほど南方の尾根先端部にあった。
よくは知らないのだが、昔、この尾根上に小浜氏の居城があったようだ。小浜神社の旧地は、いわば小浜城の前衛のような位置にあたるのかも知れない。
北本町の小浜温泉の近くから「杜鵑山(とけんさん)公園」(桜の名所らしい)に登る道がある。
登り始めて間もなく、この道はぐるっと大きく左にカーブするが、その辺りが小浜神社の旧地のようだ。見晴らしの良い高台に、小浜神社の境内社だった千座神社の簡素な建物が建ち、道の反対側には、金網のフェンスで囲った「小浜神社公園」がある。
標記のクスノキは、公園の端、市街地を見おろすように立っている。
立ち上がってすぐに複数幹に分かれているため、背は低いのだが、その代わり、幅広の大きな樹冠を戴いている。
地元では自慢の大クスらしく、各所の観光案内図に大クスが描かれていた。(「宗廟様(そうべさま)」の大楠」と記す案内図もあった) |
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