ページタイトル:加茂神社のムク 当サイトのシンボル

画像:加茂神社のムク(集落内のムクノキ)

 ↑集落内のムク  ↓社叢中のムク

画像:加茂神社のムク(社叢内のムクノキ)
名称 加茂神社のムク (かもじんじゃのむく)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ムクノキ
樹高 23m(注1)
目通り幹囲 6.5m(注1) 今はもっと細い
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 福井県小浜市加茂
 〃 3次メッシュコード 5336−16−86
 〃 緯度・経度 北緯35度29分17.1秒
           東経135度49分48.7秒(注2)
小浜市指定天然記念物(1970年10月19日指定)
撮影年月日 2012年5月19日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)これは左上図のムクノキの位置





 集落内を加茂神社に至る道の脇に、市天然記念物のムクノキが立っている。加茂神社からは少し離れているのだが、近くに「加茂神社」と刻んだ社標(石柱)があるので、加茂神社の所有とわかる。
 実は、この社標は、近年になって設置しなおされたものである。以前のものは、大正15年(1926)、加茂神社が郷社に昇格したのを記念して建立されたのだが、傍らのムクノキ(の支幹)が崩落して寄りかかり、壊してしまった。
 壊れた社標は、まるでそれを弔うかのように、加茂神社境内に埋められた。その場所は小さな塚のようになっており、墓標代わりの「いしぶみの塚」碑もある。
 ムクノキの側面が大きく抉れているのは、そこに、失われた支幹があったからだ。6.5mの幹囲は、その頃の数値だと思われる。
 ところで、加茂神社境内には、天然記念物のこのムクノキの他にも、ムクノキ巨木がある。ゲートボール場脇、社叢内に立つのが、環境庁巨樹データベースで幹囲630cmとされている個体ではなかろうか。
 また、モウソウチクに囲まれて立つムクノキもある。これが幹囲500cmとされている個体(写真なし)だと思われる。
 
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