ページタイトル:丹生酒殿神社のイチョウ ロゴ:人里の巨木たち

画像:丹生酒殿神社のイチョウ 名称 丹生酒殿神社のイチョウ
    (にゅうさかどのじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 和歌山県伊都郡かつらぎ町三谷
 〃 3次メッシュコード 5135−34−41
 〃 緯度・経度 北緯34度17分21.5秒
           東経135度31分11.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年3月25日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による





 紀の川左岸、三谷(みたに)小学校の南南東300mほどの位置に、丹生酒殿神社がある。
 祭神は丹生都比売大神(にうつひめおおかみ)、高野御子大神(たかのみこおおかみ)など4柱。
 境内の由緒書によると、ニウツヒメが上天野の丹生都比売神社に遷る前、その子タカノミコとともに、紀伊国を巡歴。各地で農耕や煮炊き、糸紡ぎや機織りの方法などを教えた。「特に(当地では?)木ノ川(紀の川)の水を以て酒を醸」したことから、丹生酒殿神社と称せられるようになったという。
 拝殿に向かって右手、手水舎の先に、左図のイチョウが立つ。
 樹形からは、まだ若いイチョウのように見える。樹勢も良さそうだ。
 境内の敷地が集落より一段高いことでもあり、晩秋には、紀の川の対岸からも、黄金色に染まった姿がよく見えることだろう。
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