ページタイトル:如法寺のスギ 当サイトのシンボル

画像:如法寺のスギ 名称 如法寺のスギ (にょほうじのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 40m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 愛媛県大洲市柚木(ゆのき)
 〃 3次メッシュコード 5032−24−04
 〃 緯度・経度 北緯33度30分22.5秒
           東経132度33分18.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年5月15日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 大洲市役所の東方1.5kmほどのところに冨士山(320m)がある。傾斜角は緩いが、円錐形の美しい山で、多分、富士山に因んで名付けられたのだと思うが、「ふじさん」ではなく、「とみすやま」と読む。
 その南西斜面、肱川を見下ろす高台に、臨済宗妙心寺派の名刹如法寺がある。寛文9年(1669)、大洲藩2代藩主加藤泰興(かとうやすおき)が大法正眼国師盤珪永啄(ばんけいようたく)を開山として開いた寺である。以来、加藤氏の香華寺として厚く保護された。(如法寺でいただいたパンフレットを参考)
 禅堂を兼ねた仏殿は、国指定重要文化財(訪問時は解体修理中で、拝見できなかった)。他にも文化財多数。そもそも如法寺全体が、市指定の史跡及び名勝なのだ。
 標記の大杉は、山門の先、すぐ右手。大洲市内で最大のスギである。樹形も美しく、元気も良さそうだ。
 大杉は無指定だが、境内には愛媛県指定天然記念物のツバキ(3株)もある。また、イロハモミジもなかなかのもので、紅葉の頃には、さぞ美しいことだろうと思われる。
 
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