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画像:如法寺のコウヤマキ

画像:如法寺仁王門
 如法寺仁王門(1611年建立)
 福島県指定重要文化財
名称 如法寺のコウヤマキ (にょほうじのこうやまき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 コウヤマキ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 4.9m(注2)
推定樹齢 伝承1180年(注3)
所在地の地名 福島県耶麻郡西会津町野沢字如法寺
 
〃 3次メッシュコード 5639−25−81
 〃 緯度・経度 北緯37度34分32秒
           東経139度38分30秒
福島県指定天然記念物(1955年12月27日指定)
撮影年月日 2003年3月21日

注1)福島県教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)同上。1991年刊行の同書には「伝承1170年」とある。撮影時はそれから12年を経ていることを考慮し、伝承1180年とした





 金剛山如法寺は大同2年(807)に東北の名僧徳一(とくいち)が開創したと伝える真言宗室生寺派の古刹。
 が、むしろ近隣には「鳥追(とりおい)観音」の名の方が馴染みが深い。如法寺創立以前に行基がこの地を訪れ、鳥獣害に悩む農民に鳥追観音の尊像を授けたという伝承もある。
 いずれも福島県文化財に指定されている仁王門から観音堂への参道の途中、向かって左手にこの木が立っている。コウヤマキとしては稀に見る巨木だ。
 伝承樹齢1180年の由来を知ることはできなかったが、逆算すれば、如法寺の開創後まもなく植えられたということになる。徳一との関わりが何か伝えられているのだろうか。
 
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