ページタイトル:丹生神社の樟樹 ロゴ:人里の巨木たち

画像:丹生神社の樟樹 名称 丹生神社の樟樹 (にうじんじゃのくすのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 クスノキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 9.9m(注1)
推定樹齢 500年以上(注2)
所在地の地名 和歌山県和歌山市直川(のうがわ)
 〃 3次メッシュコード 5135−31−17
 〃 緯度・経度 北緯34度15分49.4秒
           東経135度12分44.5秒
和歌山県指定天然記念物(1958年4月1日指定)
撮影年月日 2014年3月24日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)1974年3月31日付で和歌山県教育委員会、和歌山市教育委員会、丹生神社の3社が連名で設置した案内板による





 直川小学校の西300mほどの市街地に丹生神社が鎮座する。
 クスノキは、本殿に向かって左。瑞垣(みずがき)の内側に立っている。
 「わかやま文化財検索」によれば、天保10年(1839)の「紀伊続風土記(きいしょくふどき)」に、「回り三丈三尺」のクスノキのことが記されているという。三丈三尺はメートルに換算するとおよそ9.9mに相当する。
 それから175年。クスノキがさっぱり大きくならなかったということはありえないので、三丈三尺は根回りを記したのかも知れない。それとも、あるいは他にも大クスがあったということだろうか。
 案内板には、数次の台風被害で、大きかった樹幹が小さくなったとあった。
 下部がすかすかした感じに見えるのは、そのためだろうと思われる。
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