ページタイトル:乗廻の四本杉 当サイトのシンボルマーク

画像:乗廻の四本杉(幹と並ぶ) 名称 乗廻の四本杉 (のりまわしのよんほんすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 39mほか(注2)
目通り幹囲 4.4mほか(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 長野県下高井郡山ノ内町夜間瀬(よませ)乗廻
 〃 3次メッシュコード 5538−13−35
 〃 緯度・経度 北緯36度46分58.5秒
           東経138度26分39.7秒
山之内町指定天然記念物(1980年2月8日指定)
撮影年月日 2024年8月31日

注1)山ノ内町教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ。「四本杉」の読み方については「信州の文化財検索」による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 臂出山(ひじでやま、1424m)北麓、倉下川(くらしたがわ)左岸に乗廻という名の集落があり、その南部、集落内では最も標高が高いあたりに諏訪社が鎮座する。(車で鳥居の下まで行けるのだが、鳥居等の建造物は集落内の生活道路から見えないので、分かり難いかも知れない)
 参道石段の途中、朱塗りの両部鳥居を囲むように4本の大杉が立つ。
 多分みな同時期に植えられたと思われ、形質もよく似ているが、今は大きさに少し差が出てきた。
 石段の入り口から見て手前左側のスギが最も大きいようだ。でも、この位置は4本のうちでは北西にあたり、地表面も低く、日照の点で優位に立っているとも思えない。どうしてこの個体が最大なのか、理由がわからない。
 それはそれとして、4本はいずれもまだ幹囲5mに満たないサイズだが、これだけ整然と並ぶと、やはりインパクトはある。
 1本も欠けることなく、これからも長くこの姿を維持して欲しいと思う。
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