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画像:野の大クスノキ_1

画像:野の大クスノキ_2
名称 野の大クスノキ (ののおおくすのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 7.0m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 群馬県桐生市新里町野字前畑(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5439−41−79
 
〃 緯度・経度 北緯36度24分07.8秒
           東経139度14分35.9秒
群馬県指定天然記念物(1961年9月15日指定)
撮影年月日 2006年3月31日

注1)1993年3月に群馬県教育委員会と新里村教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)上記案内板による
注4)2006年6月13日、桐生市に合併。旧行政区は勢多郡新里村





 伊勢崎市(旧赤堀町)との境界近く、旧家のお屋敷の一角にクスノキの大木が立っている。地名をとって「野の大クスノキ」と名付けられているが、個人の所有物である。
 とは言っても、クスノキは訪問者に開放されており、気兼ねなく、北関東有数の大クスノキに会うことができた。所有者には心から感謝したい。
 ご覧のように、立派な体格をしていることはもちろんだが、寒風吹きすさぶ地にあって、目立った枝折れもなく、素晴らしい樹勢を誇っていることは特筆に値すると思われる。
 この日も、時ならぬ冬型で、周辺の農地では、強い「からっ風」が砂塵を巻き上げていた。開けた地に立つ独立木のクスノキもまともに風を受けている。
 しかし、その姿は堂々。強風をものともしない樹勢に惚れ惚れと見入るのみ。
 暖地のクスノキに比較すれば、幹囲に物足りなさを感じる方もおられようが、名木と呼んでいいと思われるクスノキである。
 
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