ページタイトル:丹生都比売神社のスギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:丹生都比売神社のスギ

画像:丹生都比売神社の輪橋
名称 丹生都比売神社のスギ
    (にうつひめじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野
 〃 3次メッシュコード 5135−34−11
 〃 緯度・経度 北緯34度15分45秒
           東経135度31分18秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年3月26日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 紀伊国一宮・丹生都比売神社に詣でた。2004年7月7日には「紀伊山地の霊場と参詣道」の名称で、熊野三山等とともに世界遺産に登録された古社である。
 主祭神は丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)はじめ4柱。一間社春日造檜皮葺の本殿が4棟、きちんと横一列に並ぶ。これら本殿は、1965年5月29日、国の重要文化財に指定されている。
 主祭神の1柱に高野御子大神(たかのみこのおおかみ)の名が見える。丹生都比売大神の子とされる女神で、この神は、「密教の根本道場の地を求めていた弘法大師の前に、黒と白の犬を連れた狩人に化身して現れ、高野山へと導」いたという(丹生都比売神社の公式HPによる)。そのため高野山に登る際には、まず当社に参詣してから入山する慣わしがあったようだ。
 本来ならば参詣客も多いのだろうが、私が訪ねたのは雨の水曜日の朝。大駐車場は閑散としていた。
 鏡池に架かる輪橋(太鼓橋)の脇を抜けて、人のいない参道を進み、楼門の手前でお参りを済ませたあと、大杉を探す。(楼門内参拝は要予約)
 多分、上図のスギが最大である。本殿の横、向かって右手に少し離れて立っている。
 第二駐車場のトイレ近くのスギも大きい。これがナンバー2だと思われる。
 境内には他にも大杉が散見されるが、これらの他には5m前後の幹囲がありそうなスギはないようだ。
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