ページタイトル:西山の欅 当サイトのシンボル

画像:西山の欅




画像:西山の欅(幹と並ぶ)
名称 西山の欅 (にしやまのけやき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ケヤキ
樹高 11m(注1)
目通り幹囲 7.6m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 滋賀県米原市西山(注2)
 〃 3次メッシュコード 5336−02−39
 〃 緯度・経度 北緯35度22分04.3秒
           東経136度22分04.8秒
米原市指定天然記念物(1975年4月1日指定)
撮影年月日 2009年5月10日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2005年2月14日、坂田郡内の3町が合併して米原市誕生。旧行政区は坂田郡山東町





 JR近江長岡駅から旧山東町中心部を通って北に向かう。途中、三叉路を斜め右、県道248号(天満一色線)に入る。県道はすぐに東海道新幹線の高架をくぐり抜けるので、そのあと、左方に目をやると、集落の南端近くの旧道沿いに、大ケヤキの姿が認められる。
 ケヤキはかなり傷んでいて、幹のあちらこちらに空洞が口を開けている。ほとんど皮一枚で生きている様子だ。
 しかし、生きている小枝はみな元気が良く、緑の葉をびっしりと着けている。樹勢そのものは悪くなさそうだ。
 ここは神社の境内なのだろうか。奥に小さな祠がある。
 ケヤキ自身についての説明の類はないが、ケヤキのすぐ前に、「王街道塚古墳」と刻まれた石柱があった。
 西山地域からは、古い集落跡も確認されているようだ。ケヤキが生まれるより、ずっと前の話である。
 古墳の主が暮らしていた頃、ここにはどんな風景が広がっていたのだろうか。
 今は、近くの新幹線を、上下線合わせて、2〜3分間隔で電車が通り過ぎる。過去への思いも、つい途切れがちになってしまうのだった。
 
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