ページタイトル:八柱神社の杉 当サイトのシンボル

画像:八柱神社の杉(幹と並ぶ) 名称 八柱神社の杉 (やはしらじんじゃのすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 徳島県三好郡東みよし町西庄山田(注3)
 〃 3次メッシュコード 5133−07−35
 〃 緯度・経度 北緯34度01分53.4秒
           東経133度56分28.4秒
東みよし町指定天然記念物(1973年5月21日指定)
撮影年月日 2013年3月22日

注1)旧三加茂町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2006年3月1日、三好郡内の2町が合併して東みよし町誕生。旧行政区は三好郡三加茂町(みかもちょう)





 国道192号の南、谷を北上してきた加茂谷川が、吉野川が作った幅の狭い平野に出るあたり。右岸側の山裾に、周囲400mほどの溜池がある。西庄池だ。
 池畔の記念碑によれば、宝永年間(1704〜11)の築造と伝えられ、かつては八柱神社の神池だったという。農業用水として今も重要な役割を担っているらしい。この記念碑は、平成6年に完工した、池の改修記念碑である。
 これとは別に、八柱神社の境内にも西庄池に関する記念碑がある。こちらは三好南岸用水の完成(昭和38年)を記念したものだが、それには、西庄池の築造は「寶歴」(宝暦)年間(1751〜64)とある。いずれも伝承に基づくとのことなので、聞き取り相手が別人だったのだろう。こんなことはよくあることだ。
 山裾に沿い、西庄池と八柱神社の間を県道264号が通る。標記の大杉は、県道に沿って延びる参道の一番奥。本殿の後方に立っている。
 東みよし町内では一番の大杉である。(2013年3月現在。環境省巨樹データベースによる)
 
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