ページタイトル:西野宮のケヤキ 当サイトのシンボル

画像:西野宮のケヤキ(幹と並ぶ)


画像:西野宮のケヤキ
名称 西野宮のケヤキ (にしのみやのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽(注2)
 〃 3次メッシュコード 4931−20−12
 〃 緯度・経度 北緯32度50分45.3秒
           東経131度01分48.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年8月2日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2005年2月13日、阿蘇郡内の3村が合併して南阿蘇村誕生。旧行政区は阿蘇郡長陽村





 南阿蘇鉄道阿蘇下田城ふれあい温泉駅から、直線距離にして東に約500m。阿蘇山の南西斜面に西野宮神社がある。主祭神は健磐龍命(たけいわたつのみこと)。阿蘇山の神様である。
 1991年に旧環境庁から刊行された資料によると、境内に3本の巨樹があることになっている。しかし、訪ねたときは拝殿の手前、左右に大ケヤキが1本ずつ。もう1本はどうしたのだろう。不審に思いながら、境内の案内板等を読み継いでいると、「社木(欅)の由来」という石碑があった。
 それによれば、大ケヤキが1本枯れて、平成9年(1997)1月17日に伐採されたらしい。ケヤキを惜しんだ氏子さんたちは、翌々日の19日、同じ場所にケヤキの若木を植樹した。そのことを記した碑であった。
 やはりケヤキは3本あったのだ。
 ケヤキ以外の木々もなかなかのもの。鳥居付近には3〜4m台のヒノキ群。まだ3mには満たないが、境内平面のあちこちにカヤも数本見られる。ヒノキはヒノキで、カヤはカヤで、それぞれ同時に植樹されたように思われる。将来が楽しみな社叢だ。
 ところで社号についてだが、石碑には下田西宮神社とあった。どうやらこの名が正式名のようである。
 標記の名は、鳥居の社号額に「西野宮」とあったから。「南阿蘇村の銘木・巨木」が村によって指定された際の名も「西野宮の巨木群」。地元ではこの名の方が一般的なのだろうと思い、こちらの名で呼ばせてもらった。
 
ボタン:熊本県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る