ページタイトル:宇佐八幡宮の大杉 当サイトのシンボル

画像:宇佐八幡宮の大杉(幹と並ぶ)

画像:宇佐八幡宮の大杉
名称 宇佐八幡宮の大杉
    (うさはちまんぐうのおおすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 55m(注1)
目通り幹囲 6.8m(注1)
推定樹齢 900年(注2)
所在地の地名 山口県岩国市錦町宇佐(注3)
 〃 3次メッシュコード 5132−50−04
 〃 緯度・経度 北緯34度25分35秒
           東経132度03分20秒
山口県指定天然記念物(1978年3月31日、「宇佐八幡宮のスギ巨樹群」として社叢の巨樹を一括指定。なお、この名称にかかわらず、ヒノキの巨樹も含まれている可能性あり)
撮影年月日 2011年7月28日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)境内の案内板(設置者名不詳)による
注3)2006年3月20日、岩国市に合併。旧行政区は玖珂郡錦町





 錦町宇佐は、広島・島根・山口の3県が接する三国境に近い。北に寂地山(1337m)を控えた山間の地である。宇佐川の最上流部であり、その谷底を国道434号が通っている。
 国道から渓谷「寂地峡」に向かう途中、宇佐八幡宮の案内が出ていた。
 境内に掲示された由緒書によれば、天仁元年(1108)、常国太郎左衛門尉が豊前国(現大分県)宇佐八幡宮の分霊を勧請したことに始まる。当初の鎮座地はここではなかったが、正和元年(1312)、現在地に遷座した。その頃、社地にはすでにスギ巨木があったと伝えられている。
 現在に於いても、なかなか立派な社叢を有する神社である。目通り2m以上のスギが20本。ほかにヒノキの巨樹が混じる。特に、社殿の手前に並ぶ一群がすばらしい。
 標記のスギは、遷座当初から立っていた巨木だとされているのだろう。それが推定樹齢の根拠だと思われる。
 しかし、各地の大杉と比べてどうだろうか。実際はもっと若いのではなかろうか。 
 
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