ページタイトル:加茂神社の公孫樹 ロゴ:人里の巨木たち

画像:加茂神社の公孫樹(幹と並ぶ)

画像:加茂神社の公孫樹(全景)
名称 加茂神社の公孫樹 (かもじんじゃのいちょう)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 イチョウ
樹高 12m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 和歌山県紀の川市西川原字常谷(注2)
 〃 3次メッシュコード 5135−33−64
 〃 緯度・経度 北緯34度18分33.5秒
           東経135度25分49.6秒
和歌山県指定天然記念物(1958年4月1日指定)
撮影年月日 2014年3月25日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2005年11月7日、那賀郡内5町が合併して紀の川市誕生。旧行政区は那賀郡粉河町





 JR和歌山線名手(なて)駅から県道121号(西川原名手市場線)を北上すると、やがて紀の川支流の名手川(なてがわ)を渡る。そこでは、名手川が大字の境界をなしていて、東岸側が東川原(ひがしかわはら)、そして西岸側が西川原(にしかわはら)と名付けられている。標記の大イチョウは、名手川を渡るあたりで見えるはずである。
 和歌山県には案外イチョウの巨樹が少なく、2014年3月現在、このイチョウが県内第2位にランクされる。(環境省巨樹データベースによる)
 和歌山県の天然記念物に指定されるに際しての名称は標記の通りだが、実は、神社の正式名は賀茂神社である。(タイトルを「茂神社の公孫樹」にしようか迷ったが、結局、指定名称をそのまま尊重することにした)
 イチョウは、地上3〜4m付近から横に大きく枝を伸ばしている。南に伸びる大枝の先端は、かなり遠くまで達している。そのため、樹冠の幅が広い。
 神社の境内が道路から一段高いこともあって、特に黄葉の季節には、当地のランドマークになることだろうと思われる。
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