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画像:鹿塩西の樫の木

画像:鹿塩西の樫の木(幹と並ぶ)
名称 鹿塩西の樫の木 (かしおにしのかしのき)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)(注1)
樹種 シラカシ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 5.9m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 長野県下伊那郡大鹿村鹿塩西
 
〃 3次メッシュコード 5338−20−93
 
〃 緯度・経度 北緯35度35分09.9秒
           東経138度02分28.6秒
大鹿村指定天然記念物(2002年7月1日指定)
撮影年月日 2004年7月25日

注1)八十二文化財団のホームページ「長野県の文化財」(長野県教育委員会監修)には、単に「樫の木」とある。それが正式な天然記念物指定名称と思われるが、それでは味気ないので、勝手に所在地の名を冠した。なお、鹿塩は大字名で、集落の名が西である
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)大鹿村教育委員会が設置した案内板による。「日本の巨樹・巨木林」では100〜199年





 大鹿村役場から国道152号(秋葉街道)を北上、2kmほど走ると、左手の山裾にこの木が見えてくる。
 環境庁調査では樹種はアラカシで、株立ち4本とあったが、ご覧のように株立ちではなく、また樹種はシラカシであった。
 十分に伸びた大枝は、道路を天蓋のように覆ったのち、先端部が葉の重みで垂れ下がっている。枝先に手が届きそうだ。上に向かって伸びた大枝でさえこうである。道路側に低く張り出した幹は、恐らく通行の邪魔になるからと、道が自動車を通すように作り直された時に切断されたのであろう。
 案内板によれば、伊那郡代菅沼定利が徳川家康の関東移封に伴って上野国吉井に赴く前、この地を訪れて植えた記念樹がこの樫の木だと伝えられているようだ。
 
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