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幹に刻まれた像 |
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名称 二之宮神社のケヤキ
(にのみやじんじゃのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 26m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 伝承800年(注2)
所在地の地名 岐阜県高山市漆垣内町(うるしがいとうまち)宮ノ後
〃 3次メッシュコード 5437−12−74
〃 緯度・経度 北緯36度08分43.4秒
東経137度17分52.0秒
岐阜県指定天然記念物(1970年4月7日指定)
撮影年月日 2003年7月28日
注1)高山市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
岐阜県高山市から長野県木曽福島町に向かう国道361号の途中に二之宮神社がある。
天然記念物の大ケヤキは境内の周縁部に立っている。道路に面した側の幹に小さな屋根が架けられているので、何だろうとよくみたら、素朴な像が彫られてあった。前面に金網を被せ、そして前述のように屋根を設けてある。よほど大切にされているようだ。
この像については次のような伝説がある。
その昔、大ケヤキが枯れそうになったことがある。村人は心配して手を尽くしたが、一向に効き目がなかった。そこへたまたま八百比丘尼が通りかかり、枯れた幹に神像を刻み、再生の祈りを込めて去った。するとケヤキは息を吹き返して新芽を伸ばし、今日のような大木になったという。
大ケヤキの長寿の原因を八百比丘尼の霊力に求めようとした伝説であろう。 |
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