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名称 邇々杵神社のツクバネガシ
(ににぎじんじゃのつくばねがし)
名称の典拠 なし
樹種 ツクバネガシ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 400年以上(注1)
所在地の地名 滋賀県高島市朽木宮前坊(注2)
〃 3次メッシュコード 5335−07−14
〃 緯度・経度 北緯35度20分59秒
東経135度55分30秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年5月20日
注1)辻宏朗ほか編「滋賀の巨木めぐり」(2009年11月25日刊行)による
注2)2005年1月1日、高島郡内の5町1村が合併して高島市誕生。旧行政区は高島郡朽木村
平凡社「滋賀県の地名」によれば、邇々杵神社は、古く朽木大宮権現と称し、市場の山神神社とともに、朽木谷の総産土神だったらしい。明治8年(1875)、河内神社と改称。さらにその後、境内社の祭神であった瓊々杵尊(ににぎのみこと。天孫降臨の主役)を主祭神として現社号に改称、河内神社は境内社となったようだ。
なかなか立派な神社で、社殿の近くには朽木神宮寺の宝塔であった多宝塔(高島市文化財)も残る。
境内をぐるっと回って、社殿の後方、向かって左奥にツクバネガシが立っている。(樹冠は拝殿の手前からも見える)
一見して上記データより細いように思えたが、実測の上で確認したわけではない。私の勘違いかも知れない。
2012年5月現在、環境省巨樹データベースには、滋賀県のツクバネガシは2本だけ掲載されている(この木は漏れ落ちている)。
滋賀県内では貴重なツクバネガシ巨木だ。
幸い、樹勢は悪くない。まだまだ大きくなるだろうと思われる。 |
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