名称　二軒家の大カヤ　（にけんやのおおかや） 名称の典拠　現地の案内板（注1） 樹種　カヤ 樹高　２１ｍ（注2） 目通り幹囲　５．５ｍ（注2） 推定樹齢　１２００年（注3） 所在地の地名　静岡県島田市二軒家（注4） 　〃　３次メッシュコード　５２３８−１１−７１ 　〃　緯度・経度　北緯３４度４９分０５．８秒 　　　　　　　　　　　東経１３８度０８分３６．４秒 静岡県指定天然記念物（１９５７年５月１３日指定） 撮影年月日　２００６年１２月２４日 注1）島田市教育委員会が設置 注2）環境庁「日本の巨樹・巨木林　東海版」による 注3）上記案内板による 注4）２００５年５月５日、島田市に合併。旧行政区は榛原郡金谷町 　大井川鉄道新金谷駅の南東８００ｍほど、ＪＲ東海道本線を見下ろす高台に１本の大カヤが立っている。 　地上２ｍほどで４幹に分岐し（うち１本は細い）、互いに離れるように斜上している。一見して融合木かとも思ったが、どうやら１本が分かれたもののようだ。 　個人の所有物で、立つのはお屋敷内である。本来ならば許可を得べきなのだろうが、道のすぐ横だったので、失礼させていただいてツーショットに収まった。 　「中日新聞inしずおか」に詳しい記事がある。それによれば、この木は雌株で、昔は榧の実が何俵も穫れたらしい。今も実るが、収量は僅かになってしまったという。 　樹齢１２００年は信じがたい気もするが、長命なカヤであることは間違いない。持ち主のご家族とともに、いつまでも一緒に栄えて欲しいと思う。