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名称 新舘神社のイチョウ
(にいだてじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 イチョウ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 9.2m(注2)
推定樹齢 800年(注2)
所在地の地名 青森県上北郡東北町新舘(注3)
〃 3次メッシュコード 6141−01−35
〃 緯度・経度 北緯40度41分55.6秒
東経141度11分11.8秒
東北町指定天然記念物(1996年9月27日指定)
撮影年月日 2005年8月2日
注1)1996年11月1日に上北町教育委員会が設置した案内板では「いちょう一本」。それでは味気ないので所属する神社の名を冠した
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)2005年3月31日、東北町と合併して新「東北町」に。旧行政区は上北郡上北町
旧環境庁データでは、新舘神社に、同じくらいのスギとイチョウの巨木があることになっている。それで、はじめ新舘神社の社叢内をくまなく探してみたが、いずれも見つからなかった。
次いで、探索範囲を少し広げたところ、イチョウは少し離れた交差点近くに立っていた。写真のような樹勢だから、近くまで達すれば、見つけるのは容易だった。スギの方は残念ながら、既に伐採されてしまったらしい。
道路側から見ると、上から下まで、葉をびっしりつけたたくさんの枝をまとい、幹が判然としないほどだ。
反対側に回ると、柵の一部が通れるようになっている。案内板も内側を向いているので、多分、中に入ってもいいのだろうと判断して、深く茂った雑草をかき分け、根を傷めぬよう、忍び足で樹冠の下に入らせてもらった。
樹冠の内側には、少し空間がある。内側から眺める巨木もなかなかのものだ。
一見して、環境庁データほどの目通りはないように思ったが、きちんと測定したわけではない。
内側から見ても、やはり樹勢が良い。是非、先立ったスギの分まで長生きしてほしいものだ。 |
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