ページタイトル:熊林の源平桜 当サイトのシンボルマーク

画像:熊林の源平桜 名称 熊林の源平桜 (くまばやしのげんぺいざくら)
名称の典拠 「名桜・古桜・一本桜
樹種 エドヒガン
樹高 不明
目通り幹囲 3.5m/3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県二本松市杉田駄子内(すぎただんごうち)
 〃 3次メッシュコード 5640−23−74
 〃 緯度・経度 北緯37度34分02.7秒
           東経140度25分25.2秒(注2)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年4月10日

注1)まったくの目分量。色の濃い方が3m、淡い方が3.5m
注2)これは色の淡い個体の位置





 各地でその名を聞く源平桜の「源平」とは、源平合戦の源平である。
 史実なのかどうか私には分からないが、よく知られる話として、鎌倉時代前夜に源氏と平家の間で大がかりな戦い(治承・寿永の乱)が起きたとき、旗印として平氏は赤い旗を、源氏は白い旗を用いたとされている。
 その後、源平合戦が遠い昔になっても、並び立つ両雄を赤(紅)白で表現することが続いたのだろうか。私が生徒だった頃の運動会も紅軍・白軍に分かれて競ったものだ。
 源平桜もその流れを汲む。赤みの濃い桜と白に近い色の桜が並ぶとき、それらを対比して源平桜と呼ぶのである。
 左図では右が白(に近い)、左が赤(に近い)である。
 ここでは白の方がやや大きいようだ。
 個人所有の桜であるが、道路のすぐ横に立つため、自由に見学させていただけるものと思われる。
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