ページタイトル:二段田のひがん桜 当サイトのシンボル

画像:二段田のひがん桜(全景1)

画像:二段田のひがん桜(幹と並ぶ)

画像:二段田のひがん桜(全景2)
名称 二段田のひがん桜 (にだんだのひがんざくら)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 4.6m(注2)
推定樹齢 伝承350年(注2)
所在地の地名 福島県東白川郡鮫川村西山字二段田
 〃 3次メッシュコード 5540−44−80
 〃 緯度・経度 北緯37度04分37.3秒
           東経140度29分52.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年4月24日

注1)鮫川村が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 県道275号(明内田中線)から赤柴方面に分岐する交差点の100mほど北方高台に共同墓地があり、そこに1本の彼岸桜の巨木が立っている。

画像:二段田のひがん桜(遠景)

 桜で幹囲4.6mは、なかなかの巨木である。
 写真でお分かりのように、根際の高地側と低地側に約1.5mの高低差がある。環境省の調査要項では、このような場合、高地側から1.3m上方での幹囲を測定することになっている。実測してみたところ、周囲4.4mあった。従って、左図で人物が立つ位置(こちらが「正面」だろう)から見た感じでは、もっと太く見える。
 なかなかすばらしい大桜なのだが、場所が分かり難いのか、せっかくの満開にも、愛でに来てくれる人は少ないようだ。私が訪ねた30分ほどの間には、どなたもおいでにならなかった。
 ここに共同墓地が造られた際、記念に植えられたという。
 死者の魂も、心安らかに花を楽しんでいることだろう。
 
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