ページタイトル:日輪寺のシダレザクラ 当サイトのシンボルマーク

画像:日輪寺のシダレザクラ_1

画像:日輪寺のシダレザクラ_2
名称 日輪寺のシダレザクラ
    (にちりんじのしだれざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 9m(注2)
目通り幹囲 3.3m+2.8m(注2)
推定樹齢 200年(注2)
所在地の地名 福島県本宮市本宮字山田(注3)
 〃 3次メッシュコード 5640−23−01
 〃 緯度・経度 北緯37度30分24.0秒
           東経140度23分44.9秒
本宮市指定天然記念物(1977年5月26日指定)
撮影年月日 2023年4月4日

注1)2005年10月に合併前の本宮町教育委員会が設置。ただし、天然記念物指定名称は「日輪寺の枝垂桜」で、漢字表記
注2)上記案内板による
注3)2007年1月1日、隣接する白沢村と合併して本宮市誕生。旧行政区は安達郡本宮町





 天台宗塩波山日輪寺は、JR東北本線本宮駅から南南西に約900m、市街地のお寺である。(参詣者用駐車場があるのが嬉しい)
 シダレザクラは広大な墓地のなか。墓地のどこからでも見える、シンボル的な桜である。
 案内板によると、諏訪家旧墓地入口の石灯籠に桜の由来が記されているらしい。
 終戦の前年、昭和19年(1944)8月に記されたものらしい。文体からの推測もあわせ、書いた人は兵役年齢をかなり超えるお年だったのだろうと想像する。その方がお父上から聞いた話では、父上が幼少の頃にそのご祖父と共に移植した桜なのだそうである。
 桜は根元で2幹に分かれ、背丈は低いが幅の広い樹冠を戴いている。上記幹囲データはそれぞれを測ったもの。一本ずつで見てもなかなかのサイズだ。
 この年はサクラの開花が早く、訪ねた時は満開を少し過ぎて、散り初(そ)め。でもまだ十分に美しい。。
 この桜を植えたご先祖がこの姿をご覧になったら、さぞかし喜ばれたことであろう。
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