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画像:子の権現の二本スギ_1

画像:子の権現の二本スギ_2
名称 子の権現の二本スギ
    (ねのごんげんのにほんすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 23m/16m(注2)
目通り幹囲 7.8m/5.4m(注2)
推定樹齢 伝承800年(2本とも)(注2)
所在地の地名 埼玉県飯能市吾野南
 
〃 3次メッシュコード 5339−61−85
 
〃 緯度・経度 北緯35度54分22.7秒
           東経139度11分24.3秒
埼玉県指定天然記念物(1938年3月31日指定)
撮影年月日 2006年3月26日

注1)石碑風の立派なもの。1974年3月25日に埼玉県教育委員会、飯能市教育委員会、大鱗山雲洞院天龍寺の3者が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による。いずれも前者が南側のスギ(写真では手前に写っている)のデータ





 「子ノ権現」と通称される天台宗天龍寺は、高麗川と名栗川、2つの谷に挟まれた山塊の稜線上に位置している。
 「足腰守護」に霊験があるとして、人々の信仰を集めてきたという。この地まで何度も参詣を重ねていれば、きっと足腰が丈夫になったことだろう。幸い、今では自動車道が整備され、山登りが困難な者でも容易に参詣できるようになった。
 しかし、今でも歩いて訪れる人は多い。ここは「関東ふれあいの道」のコースの一つになっていて、山道を歩きながら、自然を満喫することができるからだ。子ノ権現から竹寺に至るルートも開かれている。
 二本スギは鳥居の手前、自動車道路のすぐ脇に立っている。1990年頃の環境庁データは上記のとおりだが、北側のスギは既に枯れている。幹の途中で切断され、倒れないように、その幹を周囲からワイヤで支えている状況である。
 もうじき「二本スギ」の名を返上しなければならなくなりそうだ。
 
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