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名称 念仏の松 (ねんぶつのまつ) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 アカマツ 樹高 20m(注2) 目通り幹囲 4.0m(注2) 推定樹齢 500年(注3) 所在地の地名 山形県最上郡舟形町長沢(長尾) 〃 3次メッシュコード 5840−03−61 〃 緯度・経度 北緯38度43分34.5秒 東経140度23分12.1秒 舟形町指定天然記念物(1998年4月24日指定) 撮影年月日 2015年5月27日 注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による 注3)上記案内板による 新庄市から国道47号(亀割バイパス)を東に向かう。間もなく国道は長尾トンネルを抜けるが、そこから小国川に架かる松原橋までの間、右側の小さな丘の上に「念仏の松」が立っている。国道からはいくらも離れておらず、案内表示も出ているので、わかりやすい(脇見運転注意)。近くに十分な駐車スペースもある。 案内板の説明によると、かつて新庄峠を越えて出羽三山に向かう行者たちは、峠の手前、この松の下で、三山の方角に向かって念仏を唱えたのだという。 このあたりから南西(出羽三山の方角)を見ると、遠くまで視界が開けている場所では、緩やかに盛り上がった大きな山が見える。月山(がっさん。出羽三山の一つ。海抜1980m)に見間違えそうな山容だが、正しくはその東に広がる葉山(はやま。1462m)である。(このあたりから月山は見えないらしい) Wikipediaによれば、葉山は江戸時代の初期までは羽黒山、月山とともに出羽三山の一つに数えられていたという。葉山に向かって念仏を唱えるのも、あながち勘違いとは言えないようである。 |
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