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名称 根宿の桜 (ねじゅくのさくら) 名称の典拠 「名桜・古桜・一本桜」 樹種 エドヒガン 樹高 不明 目通り幹囲 4.0m(注1) 推定樹齢 290年(注1) 所在地の地名 福島県西白河郡矢吹町根宿 〃 3次メッシュコード 5540−62−08 〃 緯度・経度 北緯37度10分28.1秒 東経140度20分53.8秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2020年4月7日 泉川(いずみがわ)右岸、県道44号(棚倉矢吹線)と同283号(須賀川矢吹線)が交わる交差点の南西に、開放的な感じのする明るい墓地があり、その周縁部に左図のシダレザクラが立つ。周囲に視界を遮るものがないので、県道44号からよく見える。(脇見運転注意) 樹形は古木の風格を帯びつつあり、この桜も播種の目安となる「種蒔き桜」の一つである。(矢吹町アグリミュージアムプロジェクト実行委員会のウェブサイトによる) 私が訪ねた令和2年(2020)は記録的な暖冬の年。例年ならば、まだ見頃には早いのだが、もう散り初(そ)め。とは言っても、ほとんどの花は枝にあり、満開と称してもおかしくはない。 花の量も多く、枝先を春風に委ねて靡く風情はシダレザクラならではのもの。 この根宿の桜は、滝桜の系統と異なり、花色が淡い。 それはそれで清楚な感じがして良いのだが、最盛期を終えつつあり、しかも曇天下であったため、薄墨桜のような花色の写真になってしまった。それがちょっと残念。 |
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