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名称 成田の万歳マツ (なりたのばんざいまつ)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 アカマツ
樹高 不明
目通り幹囲 3.1m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県郡山市安積町成田(あさかまちなりた)
〃 3次メッシュコード 5640−02−37
〃 緯度・経度 北緯37度21分53.1秒
東経140度20分37.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年4月14日
注1)設置者名・設置年月日とも不詳(郡山市が設置?)。なお、万歳の読み方については未確認。もしかしたら「まんざい」と読むのかも知れない
注2)地表面から1.3mの高さで実測
桜巡りで移動中に偶然見つけたマツ。立派な樹冠と太い大枝に巨木の予感がして訪ねた。
主幹そのものは予想したほど太くはなかった。それでも幹囲実測値は307cm。いわゆる巨木の仲間入りは果たしている。
帰宅後にネット検索してもヒットしなかったので、無名のマツと称してもいいのだろうが、姿といい、元気の良さといい、立派なものである。
見通しの良い平面に立つ独立木であるから、目にする市民は多いと思われる。あまりに見慣れた姿ゆえに、言及されることがないのだろうか。
上に偶然と書いたが、偶然も偶然、トイレを借りたくなってコンビニに寄り道して買い物をした後、予定していた幹線道路を一本外れて走っていたところ、その路傍に立っていたのである。世の中、何が幸いするかわからない。
根元にあるのは、訪問の36年前、昭和53年(1988)に竣工した耕地整理事業の記念碑。周囲が一面の農地と化すなか、このマツのみ残されたということだろうか。
万歳マツの樹名に、事業の関係者や土地を所有する農家の方々の喜びが読み取れるように思われる。 |
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