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画像:南陽寺のイチョウ

画像:南陽寺のイチョウ(全景)
名称 南陽寺のイチョウ (なんようじのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 24m(注1)
目通り幹囲 7.1m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 岩手県下閉伊郡山田町大沢
 
〃 3次メッシュコード 5941−17−78
 
〃 緯度・経度 北緯39度29分06.9秒
           東経141度58分27.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年8月2日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 曹洞宗江岸山南陽寺の墓地に立つイチョウ。2本の株立ちだが、ぴったりくっついているので、1本のように見える。ただ、残念ながら、データほどは太くないようだ。
 南陽寺は正保3年(1646)の開創で、開山は盛岡市の大慈寺9世達叟寿真。なかなか立派なお寺さんである。
 訪れたのは早朝だったが、大勢の檀家の方々が墓地の清掃をしておられた。近づいた盂蘭盆のための準備だろうか。
 都市部によく見られるように、まるで団地のように区画整理された墓地ではないので、通路が迷路のようになっていて、イチョウに辿り着く道を探すのに苦労した。(かといって雑然とした墓地ではなく、感心するほどきちんとしているのだが)
 イチョウが立つ墓地は、緩やかな勾配の高台である。朝凪の時間帯だったので訪問時は風がなく、想像するのみだが、日中、暑さが増す頃には、涼しい海風が吹き抜けるのではなかろうか。
 イチョウの近くからは、ホタテやカキの養殖筏がびっしり並んだ山田湾が見えた。
 
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