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画像:有馬のハルニレ(全景)

画像:有馬のハルニレ(幹と並ぶ)
名称 有馬のハルニレ (ありまのはるにれ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ハルニレ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 7.2m(注3)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 神奈川県海老名市本郷
 
〃 3次メッシュコード 5339−03−92
 
〃 緯度・経度 北緯35度25分06.8秒
           東経139度24分29.1秒
神奈川県指定天然記念物(1954年7月29日指定)
撮影年月日 2003年3月2日

注1)神奈川県教育委員会が設置(設置年月不詳)。ただし地元では「なんじゃもんじゃ」(の木)と通称されている
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
注3)同上。ただし現地の案内板は6.6mとしている




 ここは徳川幕府の御典医であった半井驢庵(なからいろあん)の瑞寿館があったところ。寛永年間(1624〜44)にこの地を賜った際に驢庵が移植したと伝えられている。
 ハルニレはこの辺りでは珍しい樹種であるため、奇異の思いで見た当時の人々が名付けたのが「なんじゃもんじゃ(の木)」の名である。
 幹の中心部は上から下まで空洞になっているらしく、表皮が失われたところは割り竹を並べて塞いでいる。
 よく見ると、根元付近に扉がつけられている。錠がかかっていて開くことはできないが、扉の向こうに童話の世界が隠れているようで、わくわくするような不思議な感じがした。
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