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画像:天狗杉 名称 天狗杉 (てんぐすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 34m(注2)
目通り幹囲 4.1m(注2)
推定樹齢 300年(注3)
所在地の地名 青森県三戸郡南部町大向字長谷
 
〃 3次メッシュコード 6041−42−63
 〃 緯度・経度 北緯40度23分29秒
           東経141度17分34秒(注4)
青森県指定天然記念物(1958年1月22日)
撮影年月日 2005年8月1日

注1)2003年3月に南部町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)青森県のホームページ天狗杉による
注4)山中のためポケナビで計測不能。この位置は当てずっぽうに近い。恵光院近くで登山道入口を見つけ、そこから案内に従って進むことをおすすめする





 真言宗蓮台山恵光院の駐車場脇から、林道長谷線を登りはじめてすぐ、最初のカーブを曲がったあたりに、名久井岳(615m)登山口がある。
 そこからは登山道を歩く。歩き始めて間もなく、道が2つに分かれるので、左に進む(私が訪れたときには、分岐点に天狗杉の案内標識があった)。歩き始めて5分くらいだろうか。眼前に天狗杉が現れる。サンダル履きは止めた方がいいが、登山道と言っても、道が乾燥さえしていれば、普通の靴でも十分歩ける。
 天狗杉は、ただし、巨木としては大したサイズではない。これが県指定天然記念物であるのは、帯化した特別な頂部を持つからである。
 下から覗いてみたが、頂部の葉の繁り具合が異常なのは垣間見えるが、残念ながら、様子がはっきりとはわからなかった。
 恵光院の住職夫人(?)が教えて下さった言葉を思い出して、車で林道をかなり登ってみた。林道から見た姿が下の写真である。頂部の葉が異常に密生して、鶏冠のようになっている。確かに帯化しているのだ。だが肝心の枝の様子が、葉に隠れて見えない。しっかり観察するには、天狗杉をそこまで登る以外になさそうだ。
 天狗さまの寝床(?)は、やはり凡人には見えない方がいいのかも知れない。
画像:天狗杉(下から見た頂部)
 ↑木の下から垣間見える頂部
画像:天狗杉遠望
 ↑右端の変わった姿が「天狗杉」
 
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