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名称 南部会館のアメリカキササゲ (なんぶかいかんのあめりかきささげ) 名称の典拠 「八戸の樹木めぐり(改訂版)」(注1) 樹種 アメリカキササゲ 樹高 17m(注2) 目通り幹囲 3.2m(注2) 推定樹齢 100年(注2) 所在地の地名 青森県八戸市内丸3丁目 〃 3次メッシュコード 6041−63−19 〃 緯度・経度 北緯40度30分46.8秒 東経141度29分23.4秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2022年7月24日 注2)上記「八戸の樹木めぐり(改訂版)」による 南部会館がある場所はかつての八戸城(八戸根城の支城)二ノ丸跡で、ここには角御殿と呼ばれる建物があった。明治になって旧藩主が知藩事(ちはんじ)となってからはここで政務を行ったらしい。ついで南部家の私邸として使われた後、昭和25年(1950)に三戸郡町村会に所有が移り、同47年(1972)、八戸市に移管された。(南部会館公式ウェブサイトによる) 現在は有料の貸し出し集会施設として利用されているようで、八戸市では「八戸市文化教養センター」と称している。(南部会館には駐車場がないので,近くの有料駐車場を利用する必要あり) その前庭の端にアメリカキササゲが立っている。 名前の通り、北米原産の外来種で、日本には明治の中頃に入ってきたらしい。日本にも近縁のキササゲがあるが、外来種の方が在来種よりも大きく美しい花をつけるので、庭に植える人も多いようだ。新宿御苑にも植えられている。(新宿御苑の公式ウェブサイトは「シャンデリアのように優美な」花だとしている) キササゲの名前の由来は、秋に、食用のササゲ(大角豆)に似た形の細長い実をつける木だから。ただしキササゲはマメ科ではなく、ノウゼンカズラ科である。 南部会館のアメリカキササゲも、日本に来て百年ほどと思われる。でも、もう巨木の仲間入りを果たしている。生長が早いようだ。幹の一部に傷があるものの、全体に若々しく元気が良い。 アメリカキササゲのすぐ外側に歩道橋がある。 歩道橋(ちょうど樹冠の高さ)のおかげで、普通は得ることが出来ないアングルでアメリカキササゲを観察できた。 |
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