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名称 七椙神社の七本杉
(ななすぎじんじゃのしちほんすぎ)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 6.6mほか(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県下伊那郡松川町元大島(もとおおじま)上新井
〃 3次メッシュコード 5337−37−13
〃 緯度・経度 北緯35度35分52秒
東経137度55分14秒
松川町指定天然記念物(1981年11月1日指定)(注2)
撮影年月日 2004年7月25日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)「大洲七椙神社社叢(おおじまななすぎじんじゃしゃそう)」として、大杉7本を含む境内林全体を指定
日曜の早朝に訪れた。境内には誰もいない。
正面から見ると、境内は石垣を築いて作った雛壇のようで、それぞれの壇上に大杉や灯籠が立っている。仏教世界で言えば、有頂天に至る須弥山を守る諸天、諸将のようにも見なせなくもない。対峙する者を厳粛な気分にさせる雰囲気を持っている。
細い注連縄をつけた7本は、どれもみな立派だが、7本以外にも、これらに比肩しうるスギが複数ある。すばらしい社叢である。
なかでは最前衛の3本が太く、別格である。いずれも目通り6mを越えていそうだ。境内のスギはみな長身で、高い位置まで枝をつけていないのに、これら3本だけ、前方に低く枝を垂れている。
甲乙つけがたい太さなので、向かって左手の1本に、代表して上写真に収まってもらった。 |
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