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名称 七草木桜 (ななくさぎざくら)
名称の典拠 「Find!三春」(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 不明
目通り幹囲 4.9m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県田村郡三春町七草木字殿作(とんさく)
〃 3次メッシュコード 5640−13−69
〃 緯度・経度 北緯37度28分20.7秒
東経140度29分30.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年4月4日
注1)三春まちづくり公社のウェブサイト。読みについて、「ぎ」「ざ」と濁音が続くより「ななくさぎさくら」と読んだ方が響きが良いのでないかと個人的には思うのだが、同サイトの読みに従った
注2)実測値
三春町の中心市街地から北に向かう県道が40号(飯野三春石川線)である。
JR磐越東線の近くで県道28号と分離してから、道なりに約3.4km。左手、緩やかな起伏の上に桜の大きな樹冠が見えてくる。それがこの桜だ。
県道から桜までまっすぐ道が延びていて、車4〜5台分の駐車スペースがあった。桜は、共同墓地のいわば墓守桜で、駐車スペースは墓参者用。
車が1台駐まっていたが、まだスペースに余裕があったので、私も使わせていただいた。
先客は祖母とお孫さんのようにお見受けした。お祖母(ばあ)さんは足がお悪いらしく、お孫さんに手を引かれておられる。
追いついて挨拶を交わし、駐車場に立札があった「七草木桜」の読み方を伺うと、お祖母さんが、この日の青空のような笑顔と元気な声で教えて下さった。
桜も元気そのもの。人工物の助けを借りずに、太い横枝が大きな樹冠を支えている。
周囲に風を遮る物が全く無いのに、これまで強風に耐えてきたのだ。見事なものである。それだけ元気いっぱいなのだろう。
いつまでもこの樹勢を保ってほしいものだ。 |
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