ページタイトル:中山六社神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:中山六社神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 中山六社神社のスギ
    (なかやまろくしゃじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 43m(注1)
目通り幹囲 5.9m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 岐阜県揖斐郡揖斐川町春日中山(注2)
 〃 3次メッシュコード 5336−13−45
 〃 緯度・経度 北緯35度27分39.8秒
           東経136度26分47.3秒
岐阜県指定天然記念物(1979年6月15日、「中山六社神社社叢」の名称で境内林を一括指定)
撮影年月日 2019年4月1日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注2)2005年1月31日、揖斐川町に合併。旧行政区は揖斐郡春日村





 春日中山は伊吹山(いぶきやま、1377m)から北に延びる尾根の東。揖斐川(いびがわ)の支流粕川(かすがわ)の、そのまた支流長谷川(ながたにがわ)沿いの谷間の集落だ。
 この辺りではV字谷が深く切れ込み、底部が極めて狭いため、家々は斜面の中腹に集まっている。中山六社神社は集落の最高部に鎮座。
 蹴上(けあげ)に比して踏面(ふみづら)の短い、急勾配の石段を上ると拝殿があり、さらにそこから2つ上の平面に本殿がある。社地の勾配がきついため、拝殿と本殿を同じ平面上に建てることが出来ないのだ。
 左図のスギは、本殿と拝殿の間の平面上、向かって右に立つ。(向かって左は境内第ニの大杉)
 ご覧のように、日が当たらない側では、かなり上まで緑の苔が這い上っている。V字谷の大杉ではよく見る光景だ。
  合体木だと思われるが、根元付近ではしっかりくっついていて、一体感は十分。
 大きさもまずまずといったところである。
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