ページタイトル:中山の大シイ 当サイトのシンボル

画像:中山の大シイ(幹と並ぶ)

画像:中山の大シイ
名称 中山の大シイ (なかやまのおおしい)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スダジイ
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 6.3m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 兵庫県佐用郡佐用町東中山
 〃 3次メッシュコード 5234−42−97
 〃 緯度・経度 北緯35度05分09.8秒
           東経134度20分38.3秒
兵庫県指定天然記念物(1986年3月25日指定)
撮影年月日 2011年5月14日

注1)佐用町と佐用郡教育委員会が連名で設置(県天然記念物となる約1年前、1985年4月22日にこのシイノキは町から天然記念物指定を受けた。正確な設置年月は不詳だが、町が指定してから県が指定するまでの間に設置されたと思われる)。なお、県が指定した名称は「佐用中山のスダジイの古木」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)上記案内板による





 佐用町中心部から、江川川(えかわがわ)沿いに走る県道240号(下庄佐用線)を北上する。この県道は岡山県まで続く。峠の手前、兵庫県側最奥の集落が東中山。
 Y字に分かれる分岐点を右に進んで間もなく、右手斜面にこの大シイが立っている。(ちょっと見えにくいので、注意していないと見落とすかも知れない)
 立ち上がってすぐ、大きく2幹に分かれ、太い方は上に、細い方は横に向かっている。筋張って深い凹凸のある幹は、スダジイ老木でしばしば見られる力強さを示している。
 根元には、壊れかけた五輪塔と笠塔婆。大シイの下に埋葬されることを願った人の墓だろうか。
 見つけにくいことでもあり、あまり訪ねる人もいないのだろうと思われるが、播磨では最大のスダジイである(訪問時現在、環境省巨樹データベースによる)。
 
ボタン:兵庫県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る