ページタイトル(中坪のカシ) サイトのシンボル

画像:中坪のカシ

画像:中坪のカシ
名称 中坪のカシ (なかつぼのかし)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 アカガシ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 7.5m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岐阜県恵那市三郷町佐々良木
 
〃 3次メッシュコード 5337−02−87
 
〃 緯度・経度 北緯35度24分15.9秒
           東経137度20分47.0秒
恵那市指定天然記念物(1998年6月6日指定)
撮影年月日 2005年3月13日

注1)恵那市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による





 JR中央本線釜戸(かまど)駅付近から、県道65号(恵那御嵩線)を、佐々良木川(さざらきかわ)の谷に沿って上る。県道とはいえ、幅員は狭く、谷幅もまた狭い。
 川が大きく蛇行する地点で、車の進行方向が左回りに180度変わると、谷が開けてくる。そこから約1km。間もなく、左手、民家のすぐ裏に、大カシの姿が見えてくる。
 もちろん、個人の所有物である。見学するには、お庭を通していただかなければならない。
 ご主人の快諾を得て、木の前に立った。
 正面から見ると、複数の幹が、大きく放射状に広がっている。仰ぎ見るような感じだ。横に回ると、それらの幹が重なり、ひとかたまりになって上に向かっている。幹表面の凹凸と相まって、力強い姿だ。王者の貫禄と言っていい。
 根元には小さな石祠。カシは、この家の守り神とされているのだろう。見学許可の御礼を兼ねて、私も当家の繁栄を祈らせていただいた。
 
ボタン:岐阜県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る