ページタイトル:若宮八幡宮のエノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:若宮八幡宮のエノキ(幹と並ぶ) 名称 若宮八幡宮のエノキ
    (わかみやはちまんぐうのえのき)
名称の典拠 なし
樹種 エノキ
樹高 25m(注1) 今はもっと低い
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 群馬県高崎市下豊岡町
 〃 3次メッシュコード 5438−37−98
 〃 緯度・経度 北緯36度20分01.6秒
           東経138度58分26.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年10月15日


注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による





 高崎市街地の西部に、碓氷川(うすいがわ)と烏川(からすがわ)に挟まれた部分がある。
 それら二つの川の合流点近くは豊岡と呼ばれ、おおまかには上流側から順に、上豊岡町、中豊岡町、下豊岡町と並ぶのだが、境界が複雑に入り組んでいる上に飛地も多数あり、位置と町名を対応させるのが困難である。いっそのこと、まとめて豊岡町にした方がよさそうに思うのだが、とにかく部外者が口を挟むことではなさそうだ。
 若宮八幡宮は豊岡小学校の南西約100m。このあたりも境界は複雑で、群馬県神社庁の資料では中豊岡町とあり、隣接する公園の名も中豊岡児童公園なのだが、マピオンの詳細地図では下豊岡町となっている。境内の由緒書でも下豊岡町とされているので、多分、下豊岡町が正解なのだろう。
 エノキの話に移ろう。
 私が訪ねたのは朝の8時前。にもかかわらず、既にたくさんの人が忙しく立ち回っておられた。祭礼の準備だとのこと。「エノキを見学したらすぐに退散しますから」と、車を置かせていただく。(とても好意的に迎えて下さった)
 境内に、エノキとケヤキの巨木が数本。それらのなかで、左図のエノキが最も大きい。
 残念ながら、頂部をすっぱり切られ、幹の内部には空洞が広がる。
 でも、樹勢は悪くなさそうだ。残った枝に、元気そうな葉を繁らせていた。
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