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名称 白山神社の大杉 (はくさんじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 100〜199年(注2)
所在地の地名 福井県鯖江市中戸口町(なかとのくちちょう)
〃 3次メッシュコード 5336−72−40
〃 緯度・経度 北緯35度57分36.6秒
東経136度15分03.0秒
鯖江市指定天然記念物(1990年11月5日指定)
撮影年月日 2007年5月27日
注1)鯖江市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
白山神社は中戸口集落の東端。山裾を背後にして、集落内では最も高い位置にある。
標記の大杉は10段ほどの石段の横に立っている。姿の良いスギだ。平成2年(1990)に鯖江市天然記念物に指定された。
上図で、境内平面には、社殿をはじめ何もないことがお分かりと思う。大杉の先に見える斜面に、崩壊防止のための新しい工事跡があることもお分かりだろうか。
ここは平成16年(2004)7月18日未明から降り始めた福井豪雨による被災地なのである。降り続いた雨で緩んだ斜面が崩落し、社殿を破壊してしまった。
訪れた日は、打って変わって、からりとした晴天。石段下の平地では、バーベキューの準備がなされていた。
地域の人たちのイベントのようだ。声も明るく、忙しそうだ。
場違いな者がいては気まずかろうと、素性と来意を申し出たところ、いろいろなことを教えて下さった。前述の被災した件も、そのときに伺った話である。
神社再建計画もあるらしい。これだけ行動的で仲の良いお仲間なら、きっと立派な社殿が再建されることだろう(※)。
※)その後、めでたく社殿の再建が成ったようだ。グーグルアースで確認。(2016.10.26追記) |
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