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名称 中老田のモチノキ (なかおいだのもちのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 モチノキ
樹高 7m(注2)
目通り幹囲 3.1m(注3)
推定樹齢 400〜500年(注2)
所在地の地名 富山県富山市中老田
〃 3次メッシュコード 5537−01−30
〃 緯度・経度 北緯36度41分56.5秒
東経137度07分30.5秒
富山市指定天然記念物(1973年3月28日指定)
撮影年月日 2021年3月19日
注1)2009年3月に富山市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による
注3)2005年刊行の「とやま巨木探訪」による
北陸自動車道富山西インターチェンジの北方(やや西寄り)約2.1km。新堀川左岸に左図のモチノキが立つ。
樹高は低いのだが、モチノキの周囲は畑地で、視界を遮る物がないため、少し離れた所からもよく見える。(150mほど南には、富山市と高岡市を結ぶ幹線道路の一つである県道(この辺りにおける県道番号は9号)も通っているのだが、しかし、この県道からは沿道に植えられた若い木々が邪魔をして見つけるのは困難)
競合相手のない独立木のモチノキで、形の整った幅広の樹冠を戴いている。樹齢は500年近くと考えられているようだが、樹皮は健康そのもの。
案内板によると、かつてここに加茂社が鎮座し、モチノキが立つ場所は拝殿と本殿の間だったらしい。
神社は遷座したが、モチノキは残された。今も『加茂社をしのぶ記念樹として地域の方々に大切にされて』いるとのこと。
モチノキの隣に、低く土盛りされた場所がある。ここに本殿があったのだろうか? |
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