ページタイトル:中の内のフジ 当サイトのシンボルマーク

画像:中の内のフジ 名称 中の内のフジ (なかのうちのふじ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 フジ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 2.3m(注2)
推定樹齢 300年(注3)
所在地の地名 福島県石川郡石川町北山形字中ノ内
 〃 3次メッシュコード 5540−53−48
 〃 緯度・経度 北緯37度07分28.1秒
           東経140度28分26.0秒
福島県指定天然記念物(1964年3月24日指定)
撮影年月日 2020年8月26日

注1)福島県教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)上記案内板による
注3)石川町生涯学習課による文化財紹介ウェブページによる。なお同ウェブページは樹高を13m、胸高周囲を1.3mとしている





 字中ノ内は、JR水郡線磐城石川(いわきいしかわ)駅から直線距離で南東に約3.2km。山間部の集落である。
 フジが立つのは集落の南西端近く。県道274号(赤坂西野石川線)から集落に向かうと、最初の家のすぐ手前の路傍に、フジの存在を示す標柱が立っていた。(フジは標柱横の山道を少しだけ登ったところ)
 東側はエドヒガンの巨木に巻きつき、さらに隣に立つスギの頂部にまで達している。
 私が訪ねた時、エドヒガンは、大枝の殆どが伐られた惨めな姿になっていた。根元近くでは幹囲が4m前後あるのでないかと思う大桜なのだが、フジを乗せ続ける負担に耐えられなかったのだろうか。エドヒガンの姿が変わって、フジの形もかなり乱れているように思われる。
 左図は西側の蔓。こちらはスギに直接絡む。
 こちらの方が細いのだが、いかにも元気な大藤らしい姿を見せてくれていたので、こちらの写真を紹介することにした。
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