ページタイトル:人丸神社のスダジイ 当サイトのシンボルマーク

画像:人丸神社のスダジイ 名称 人丸神社のスダジイ
    (ひとまるじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 山口県萩市椿東(ちんとう)(中ノ倉)
 〃 3次メッシュコード 5131−43−94
 〃 緯度・経度 北緯34度24分59.1秒
           東経131度25分56.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年4月8日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 萩市街地の東、唐人山(とうじんやま、464m)から西に延びる尾根の麓に人丸神社が鎮座する。
 祭神は柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)。言わずと知れた三十六歌仙の一人だ。
 「人丸神社碑」によれば、ここにはもと諏訪社があり、地名も諏訪谷と呼ばれていたが、寛文8年(1668)に石見国高津社(島根県益田市高津の柿本神社)の分霊を勧請して合祀。(別の案内板は天正年間(1573〜93)としている)
 その後、「寶永六年(1709)故ありて諏訪大神は松本市に移り玉ひ、此大神のみ止まりたまうことゝはなれり」ともあるので、その時から人丸神社と呼ばれるようになったのだろうか。(ただし社殿には「諏訪社」の額も懸かっているので、諏訪大神は現在も合祀されているようだ)
 左図のスダジイは、境内社の一つ稲荷社の赤い鳥居の近く。
 古木らしい威厳と力強さが感じられる素晴らしいスダジイである。
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