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サイカチの実 |
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名称 中之条のサイカチ (なかのじょうのさいかち)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 サイカチ
樹高 14m(注2)
目通り幹囲 4.9m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 群馬県吾妻郡中之条町市城(いちしろ)
〃 3次メッシュコード 5438−67−70
〃 緯度・経度 北緯36度34分11.2秒
東経138度53分03.9秒
群馬県指定天然記念物(1955年1月14日指定)
撮影年月日 2003年7月29日
注1)群馬県教育委員会と中之条町教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)中之条町教育委員会が設置した別の案内板による
JR吾妻線市城駅から国道353号を南東に300mほど。小さな川の手前に立っている。国道とはいえ、このあたりは歩道も設けられていないので、大型の車はサイカチに接するようにして走り過ぎる。
案内板には寛保2年(1742)の大水害の際に被害を受けたとある。被害の内容が記されていないので詳細はわからないが、その頃すでに巨木であったのだろうか。
本当に「日本一」かどうかはともかく、あまり立地条件が良いとも思えないのだが、樹勢がよい。まだ大きくなりそうだ。
訪れたとき、枝のあちこちに果実が見られた。実(マメ)にはサポニンが多く含まれ、昔は石鹸代わりに用いたという。こっそり一つ頂戴して試してみようかと樹下を探したが、落果がなく、諦めた。 |
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