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名称 宮川神社のエンジュ
(みやがわじんじゃのえんじゅ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 エンジュ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 3.8m(注3)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 長野県上田市中之条
〃 3次メッシュコード 5438−41−78
〃 緯度・経度 北緯36度23分55.8秒
東経138度13分51.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年8月7日
注1)神社名の読み方については未確認
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
千曲川に架かる古舟橋(ふるふねばし)南詰の南方300mほどのところに、宮川神社がある。
境内にケヤキとエンジュの巨木が多く、全体として鎮守の森を成している。
環境庁時代の1988年度調査で、推定巨木数9本とされているが、そのうち、データが報告されたのは幹囲338cmのケヤキと、360cmのエンジュの2本だけ。
しかし、訪ねてみると、エンジュだけでも、ほぼ同じ大きさの個体が3本もあった。3本ものエンジュ巨木に出会えるとは思っていなかったので、どれを代表に選ぼうか迷ったほど。
左図は本殿後方に立つ個体。幹回りの実測値は375cm。3本のなかでは、これが最も元気が良い。
鉄鳥居近くのエンジュも幹囲371cm。見ただけでは、本殿裏とこれと、どちらが大きいのかわからない。
拝殿に向かって右手に立つエンジュも大きい。これについては測らなかったのだが、もしも太い幹の1本を失っていなければ、これが最大だった可能性がある。
これだけのエンジュ巨木が集まっている場所は、宮川神社の他には、あまり例がないのではなかろうか。 |
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